[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
ドット絵講座自体は、私がSAIでドット絵を描く方法を調べた時に見つけたことがあるので、「私がドット絵を作る時はこうしている」という紹介になります。なのでドット絵の描き方講座というよりは、私のドット絵のメイキングの方が近いです。
私がドット絵を作る時はSAIを使っているので、基本的にSAIでの描き方になります。
◆ツール
ペイントを使う場合は「鉛筆ツール」を使います。ドットが小さいので、拡大して表示することをお勧めします。
SAIを使う場合は、「2値ペン」を使います。
◆準備
いきなり何もない場所に点を打ってドット絵を描くのは難しいので、目安となる別の絵を用意します。
目安にする画像の大きさがそのままドット絵のサイズになるので、目安の絵に細かく書き込む必要はありません。
何かのキャラクターのドット絵なら、見ながら作れるように横に並べておくとやりやすくなります。
ペイントの場合はこの目安画像の上から直接ドットを打ちます。
なので目安画像はシンプルなものの方がいいです。
ちなみにこの画像はペイントのブラシツールのアイコンの模写です。
SAIの場合はレイヤーがあるので、目安が複雑なもの…例えば写真でも問題ありません。
◆SAIでのドット絵(我流)
目安の画像のとは別の新しいレイヤーを用意します。あと後のことを考えるとレイヤーセットにまとめた方が便利になります。
目安の絵の上にそのままドットを打とうとすると、自分の打っているドットが見づらくなるので、不透明度をいじって目安画像を半透明にします。
それでも見づらければ、わざと極端に違う色(真っ黒など)を置き、後で色を変えるというのもアリです。
白っぽい色の上に白っぽい色でドットを打つ場合は、半透明にしても見づらさが変わらないので背景色を暗くします。
背景色の色と打ちたいドットの色が似ていると見づらくなるので、状況に応じて背景色も変えてください。画像は青い背景色ですが、無彩色(白や黒い色)でも問題ありません。
◆色数
私の場合は、1つのドット絵に使う色の数を16色以内と決めています。普段の目標は14色までですが、これは私の場合の話なので、これを守る必要はありません。
しかし色数はなるべく制限した方がドット絵らしくなるかと。
使った色の数をすぐに確認できるように、私は作っているドット絵の横にそのレイヤーで使っている色のドットを並べています。
ちなみにこれは最終的に4×4の正方形の並びになります。
しかし適当に色を使っていると、時には16色を越えてしまうことがあります。
なので、あらかじめどんな色を使うのかを漠然とでいいので把握しておきます。
この絵の場合は「銀色」「茶色」「赤色」の3種類と、背景も描くつもりなら背景色も念頭に置きます。
背景は別にして銀、茶、赤の3種類でそれぞれ立体感を出す為に最低でも2色ずつ(明暗)使うので最低6色は使います。
もっとたくさんの色を使う場合は色数が足りなくなることもありますが、それについては後述します。
先ほどレイヤーセットを作りましたが、更にこの中に色の種類別のレイヤーセットを作ります。
大まかに何処に色を置くかは決まっているので、各レイヤーセットの中で明るい方、又は暗い方から色を置いていきます。
ちなみにレイヤーの「d1」「d2」と言う名前は私が区別のために付けている名前で、暗い方から数えて何番目かを示しています。
明るい方から先に色を置く際は「r1」と付けていますが、レイヤーの並び順はどちらの場合も、そのレイヤーセットの中にある暗い色ほど下になるように並べています。
「d」→「dark」 「r」→「ray」
明るい方を「bright」や「light」にしないのは見間違え回避のためです。
広い範囲を塗りたい場合は選択範囲を使います。
色は後でいくらでも修正できるので、このまま全体に色を着けます。